
基本的に追記形式なので、巻ごとに増えていきます。
国家
オーレンディア王国
ツナやユキの出身国家。迷宮都市も表向きこの国家に所属している。
大陸の二大国家の一つであり、建国から700年の歴史を持つ。王国といえば大抵この国の事を指す。
大陸中央で大きく分断された西亜大陸地域の大部分を占める。
地名
オーレンディア王国近衛隊
オーレンディア王家直属騎士隊。騎士団を超える権威主義のため、家柄がより重視される。
とはいえ、実力のない者が入隊できる甘い組織ではなく、全体的な実力は高い。
オーレンディア王国騎士団
リガリティア帝国
オーレンディア王国と大陸を二分する大国家。作中の登場人物ではリリカやフェイズの出身国。
今尚周囲の国家を飲み込みつつ拡張を続ける中、オーレンディア王国との戦いでは国境線の移動がほとんど見られない。
大陸中央で大きく分断された東亜大陸地域の大部分を占める。
地名
迷宮都市
オーレンディア王国南西に位置する死の荒野と呼ばれる不毛の大地の中心あたりにポツンと存在する巨大都市。表面上はオーレンディア王国所属ではあるが、実質は独立国家のようなもの。
実は正式な地図には載っていない。
関連用語
ギルド
迷宮都市の外では中世に存在した互助会的な組織をギルドと呼ぶ。職種、あるいは取り扱う商材で分類されている事が多い。迷宮都市の中でも大凡は同じだが、組織としての規模、権力、出来る事が大幅に異なる。
どちらかと言えば、ファンタジーゲームのギルドに近い組織である。
冒険者ギルド
迷宮都市外で底辺の吹き溜まりの代名詞として君臨する冒険者の所属するギルド。
登録時の試験などはないが、支援などもない。一応仕事の紹介はしてくれる。
関連用語
交易ギルド
街間の交易を担当するギルド。各地に根ざした商人ギルドなどと違い、複数拠点間の連携が強い。
郵便サービスや商隊の手配、その護衛まで担当する。
| 所属者 | ■ ボルカン |
傭兵ギルド
迷宮都市外で傭兵が所属するギルド。大抵の国に存在する。仕事としては戦争派遣、期間限定の私兵、護衛など。
作中では二大国が強過ぎて、本来の傭兵需要は点在する小規模国家に集中している。
| 過去の所属者 | ■ フェイズ |
迷宮都市 迷宮ギルド
迷宮都市 魔術士ギルド
ダンジョン区画にある魔術士管理ギルド。
迷宮ギルドと関係は深く、同時に所属している者も多いが、必ずしも冒険者というわけではない。
どちらかというと研究機関に近い。
迷宮都市 拳闘士ギルド
主にエンターテインメントとしての格闘業界と所属格闘家を運営するギルド。
活動拠点はダンジョン区画にある闘技場であり、本部も隣接している。
その性質から、迷宮ギルドや魔術士ギルドとの関係が深い。
迷宮都市 労働者ギルド
迷宮都市市民が主に所属する労働者向けの管理機構。
ハロワのような職業紹介サービス、ハロー・アントワークをはじめ、一般に開放されているサービスも多い。
クラン
迷宮都市ギルドの所属者が任意で登録し、設立する団体。ギルド配下の小規模な企業というのが一般的なイメージ。
基本的にパーティよりも大規模であり、クラン単位に対してのみ提供されるサービスもある。
迷宮ギルドだけでなく、他のギルドでもクラン単位で存在している。
アーク・セイバー
迷宮都市のトップクラン。刀刃武器をメインウエポンとするクランマスターが五名いる特殊な構成。
元々の設立経緯が中小規模のクラン五つを統合して並列に運用するというコンセプトだった。
船頭多くして船山に登ると言われるように、トップが五人では運営に無理が出ると思われたものの、今のところは上手くいっている模様。
流星騎士団
迷宮都市の中で二番手とされている大手クラン。
一時期は群を抜いてトップの成績を叩き出していたが、現在は後続の< アーク・セイバー >に一歩遅れている。
新人戦で綱たちが戦ったアーシェリアが副団長を務めるクランであり、今後の活躍が期待される。
| 所属者 | ![]() ■ リグレス |
ウォー・アームズ
獣耳大行進
アフロ・ダンサーズ
冒険者クランの一つ。クラン員全員がアフロという極めてイカれたクランだが、その見た目のインパクトに反してそこそこの実力派。リズミカルでトリッキーな動きは戦闘で活かされている。
| 所属者 | ■ トリート |
モヒカン・ヘッド
冒険者クランの一つ。町中でモヒカンを見かけたらまずここの所属。でも、見分けはつかない。
所属者は基本弱い事で有名だが、何故か支給装備は充実している。内容はトゲパッド、釘バット、チェーン、火炎放射器、燃費の悪そうなバイクと特徴的。
第一章Prologueでエッジが口にしていたモヒカン・リーダーというのはあくまで内部の役職。
| 所属者 | ■ エッジ |
赤銅色のマッスル・ブラザーズ
冒険者クランの一つ。略称で単にマッスル・ブラザーズと呼ばれる事が多い。
迷惑クランの代表のような扱いだが、クランの規模は決して小さくはない。
肉体派のクラン員が多く……というよりもほとんどがそうなのだが、これは所属した者が漏れなくマッチョ化されるという伝統の結果。
ボディビルダー向けのジムも経営しており、こちらは意外と好評。
基本的にマッスル・ブラザーズとしか呼ばれないが、これが正式名称
兄弟クラン
マッスル・ランサー
過去にマッスル・ブラザーズ内部の紛争が原因で独立した冒険者クラン。
自らの肉体のみで戦うマッスル・ブラザーズと違い、こちらは重武装をメインとする。
迷惑クランではあるが、マッスル・ブラザーズと同一視されて風評被害を受ける事も多い。
尚、両クランの間で交流までは禁じていないが、パーティを組む事は禁止されている。
| 所属者 | ■ ドビーゴ |
青銅色のマッスル・マッスル
拳闘士クランの一つ。マッスル・ブラザーズの兄弟クラン。ヒールレスラークラン。
双方に同時所属している事も多く、イベントではマッスル・ブラザーズのメンバーが出場する事もある。
| 所属者 | 該当キャラクター未登場 |
兄弟クラン
レスラーズ
ヒーラーズ
レスラーズのライバルらしいヒールプロレスラークラン。
詳細は不明だが、少なくともレスラーズ側からの評判は良くない。
| 所属者 | 該当キャラクター未登場 |
ザ・ガードマン
労働者ギルド所属のボディガード派遣クラン。冒険者でも多数登録者がいて、主に日雇い仕事に従事している。
ランクによりサービス内容は様々で、通常の護衛から迷宮都市外への遠征ガードなど。
一番安いプランだと、ただお客さんの後ろに立って威圧感を出すだけというものもある。第三章でミユミが使っていたのもこのプラン。つまり、暴行沙汰になっても助けてはくれない。
パーティ
主に迷宮都市 迷宮ギルドに所属する冒険者たちのパーティ。迷宮都市の冒険者がダンジョンアタックを行う際の単位。
システム的な制限から、六名以内の人数で構成される。トライアルのような例外もあるが六人のフルパーティが一般的。そのため、迷宮都市のノウハウは六人パーティを前提として残されている。
とはいえ、綱たち自身が二人でトライアルに挑戦しているように、五名以下のパーティも珍しくはない。
作中で登場したPTビッグ・タイフーンなどは三人の半固定パーティで、常に臨時メンバーやパーティを探して活動している
店舗
みるくぷりん
ファッションセンターしもむら
迷宮都市ダンジョン区画にある衣服量販店。ニット帽を着けた店員がいる。
店のイメージとしてはだいたい読者の想像する通りで相違ない。何故想像できてしまうのかは禁忌に等しいが、実際のところ元ネタを真似て作られた面もあるので勘違いでもない。
コンビニ
冒険者寮の隣、迷宮ギルド会館の道を挟んで向かいにあるコンビニ。
迷宮都市には複数コンビニエンスストアがあるものの、ここは店名がコンビニ。
元々迷宮ギルド直営として始まった初のコンビニ店であり、その名残。
王国通貨をそのまま使える他、両替、大陸共通言語での対応もこなす優良店。




















