
基本的に追記形式なので、巻ごとに増えていきます。
トライアル・ダンジョン
デビュー前の冒険者を対象とした試験のために構築されたダンジョン。第一巻のメイン舞台。
このダンジョンをクリアする事で正式に冒険者を名乗れるようになる。
本編を見ればハードさは伝わるが、これが迷宮都市の冒険者に要求される最低限である。
特に第四層に配置される獣人戦士、最下層に配置されるミノタウロスは新人冒険者がデビューするための試験であり試練として重く見られ、デビュー後の冒険者からも必要な事だったと納得されている。
トライアル・ダンジョン 第一層
冒険者の登竜門であるトライアル・ダンジョンの入口。
一応ボスは配置されているもののスルー可能。無限にコボルトが湧いて出る謎の畳敷きの和室は知ってさえいれば容易に攻略可能だが、冷静な戦況判断が必要という冒険者として重要な資質を示唆している。
トライアル・ダンジョン 第二層
半分ネタのような第一層から打って代わり、本格的なダンジョン・アタックの雰囲気がやってくる。
配置されているボスも、迷宮都市外であれば試練と呼ばれるようなオークであり、メンタル的な資質のない者は暴投の獣の咆哮で落ちる可能性があるはずだ。
トライアル・ダンジョン 第三層
ダンジョン・アタックは続く。慣れない者だと自信の疲労を把握する事さえ困難なため、思うような動きが出来なくなってから気付くはずだ。本当の意味でのルーキーなら、ここで一度帰還を検討するのが良いが、一度死亡経験を積んでおく事も重要かもしれない。
二人であっさり突破している奴らもそうだが、フィロスたちですらルーキーとしては外れ値なので参考にしてはいけない。
トライアル・ダンジョン 第四層
真の意味での難関と呼べる試練、獣人戦士がボスとして待ち構える第四層。
現役の獣人冒険者がバイト感覚で請け負う新人への試練は運に左右される部分も大きいが、基本的にはルーキーにとって絶対的な壁と言っても過言ではない。その中でもトカゲのおっさんは上澄み中の上澄みである。
トライアル・ダンジョン 第五層
階段を降りた直後に待ち構えるボス部屋への門。ここで準備もなしに突っ込んだり、どうせならと足を踏み入れる者は冒険者としての心構えがまだできていないと笑われるだろう。
せっかく経験を積むために1フロア用意されているのだから、それを最大限活かすべきで、実際多くのルーキーたちは二回目以降のアタックでダンジョン探索を行っている。
そして、最大の障壁として立ちはだかるのが、ルーキーから見れば悪夢と呼べるレベルのミノタウロス。
死亡経験がない者を含んでいる場合強化ミノタウロスが出現して更に手がつけられなくなるが、ノーマルのミノタウロスでも凶悪な性能を誇る。
普通はここで一度は全滅を経験し、同時に開放される各種訓練施設で鍛えた後に再挑戦という形になるはずだ。
トライアル・ダンジョン 隠しステージ
本来想定していない、トライアルダンジョン構築時に半ばネタとして用意された設定がそのまま残ってしまったもの。
無死亡かつ初回クリアという、ほぼほぼ人間には不可能なのではないかと思われる偉業を達成した者の前に立ちはだかる、案内役冒険者との戦い。第四層ボスのようにレベル調整された相手ではなく、ほぼフルスペックの中級冒険者を前にして、これを突破できるルーキーはまずいないだろう。それは、偉業の達成者という前提があっても同じである。
そりゃ、二十年も達成者どころか挑戦者すらいない事になるはずだ。
だいたいヴェルナーのせい。
無限回廊
迷宮都市の冒険者が攻略を続けるメインダンジョン。
どこまて続くかは分かっておらず、それは管理者である迷宮都市側の人間、あるいはダンジョン・マスターも知らない。
無限回廊 浅層
下級冒険者たちが挑む事になる層。第一層から第三十層までを指す。
中級以上の冒険者でも入場制限はない。
無限回廊 第一層~第十層
デビュー直後のG級冒険者が一人で挑む事になる層。
十層ボスはモンスターではないパンダ。複数種のボスパンダからランダムでマッチングされる。
ソロで攻略する事を前提としており、冒険者が最低限必要とされる戦闘力があるかどうかを試される。
トライアルをキャリー行為などで強引に突破した者に現実が待っている。
最低限と言っている以上、難易度は決して高くなく、実力でトライアルを突破してきた者なら後衛やサポート専門でも突破は不可能ではないはずだ。
無限回廊 ~第二十層
パーティが解禁され、冒険者が本格的に活動を始める層。
各種トラップやギミック、モンスターの構成なども幅広くなり、パーティ内での役割分担も重要になってくる。
第二十層ボスはヒュージ・リザード。個別ダンジョンを別にすればまず最大級の大型モンスターになるだろう。
無限回廊 ~第三十層
下級冒険者のメイン狩り場となる層。
中級昇格するまで以降の層に足を踏み入れる事はできず、ボス吾の転送ゲートも脱出専用となる。
第三十層ボスはグランド・ゴーレム。更に大型になり、強固な物理防御陸を備える強敵。
中級への登竜門でもあるが、更に上の冒険者が調整用に潜る事も多い。
無限回廊 中層
主に中級冒険者たちが挑む事になる層。第三十一層から第七十層までを指す。
無限回廊 第三十一層~第四十層
デビュー直後のG級冒険者が一人で挑む事になる層。
十層ボスはモンスターではないパンダ。複数種のボスパンダからランダムでマッチングされる。
ソロで攻略する事を前提としており、冒険者が最低限必要とされる戦闘力があるかどうかを試される。
トライアルをキャリー行為などで強引に突破した者に現実が待っている。
最低限と言っている以上、難易度は決して高くなく、実力でトライアルを突破してきた者なら後衛やサポート専門でも突破は不可能ではないはずだ。
第四十層ボスはサーペント・ドラゴン。第二巻のテレビ特番で元々放送予定だったやつ。
無限回廊 第四十一層~第五十層
いわゆる一般的な冒険者としての壁。
ある程度の才能持ちが努力次第でなんとかなる限界と言われているライン。
クラン創設など、第五十層で解禁されるものも多い。
第五十層ボスはツナたちがアーシェリアの過去動画で見たカラクリ。
無限回廊 第五十一層~
超人の領域。第五十層までを攻略した者でもここから先を狩り場とする者は少なく、基本的には第五十層までで鍛える事になる。いわゆる割に合わないエリア。
中級の時点で相当な上澄みなのだが、ここから先は更に才能の壁が立ちはだかる。
無限回廊 深層
主に上級冒険者たちが挑む事になる層。第七十一層から第一〇〇層までを指す。
無限回廊 超深層
第一〇〇層よりも先の領域。一般には存在すら認識されていない。
鮮血の城
迷宮都市の個別ダンジョンの一つ。本編第三章の途中で新設された。第三章のメインイベントの開催場所でもある。
通常運用中は下級・中級向けでエリアが分割され、どちらもアンデッドモンスター、拷問トラップメインの高難易度ダンジョンとなっている。
今回イベントに用意されたのは本ダンジョンをイベント用に調整されたもので、中級昇格試験の意味を含むとはいえ、あきらかに下級冒険者向けの難易度からは逸脱している。
責任者はユニークモンスターのリーゼロッテ・ライアット・シェルカーヴェイン。
イベントの最終ボスを務める彼女だが、通常運用時はボスとして登場しない。
鮮血の城 イベントロビー
鮮血の城イベントのロビー。イベント専用スペース。事前挨拶の場は別として入口が八つに分かれている。
イベント挑戦者八名はここからバラバラに入場。それぞれの入場ゲート、そして第一関門へと続いていく。
鮮血の城 入場ゲート
鮮血の城イベントの小手調べ。入口前待機所の門番として立ちはだかるのは足切り役の強化型スカル・ドレイク。割と苦戦しつつもあっさり突破した感じの綱だが、下級冒険者であれば本来パーティでも苦戦必至な強モンスである。
実際、中級昇格を賭けた冒険者であればソロ撃破できる者は多いだろうが、それはあくまで単独戦闘力が充実した者のみ。下級としての最低限、ボスパンダソロ撃破程度の実力では絶対に突破不可能である。
こんなのを足切り役にしている時点で、ロッテの入れ込み具合が伝わってくるというもの。
鮮血の城 第一関門 鉄球の間
鮮血の城 第一関門 歯車の間
鮮血の城 第一関門 明滅の間
鮮血の城 第一関門 選択の間
鮮血の城 第二関門 灼熱の間
鮮血の城 第二関門 階段の間
鮮血の城 第二関門 無感の間
鮮血の城 第二関門 臓腑の間
鮮血の城 第三関門 尖塔の間
鮮血の城 第三関門 選別の間
鮮血の城 第四関門 脅威の間
全員が一同に会すものの、それぞれ単独攻略を迫られる試練。一応待機所は共有スペースだが、情報交換の意味もなく、そもそも攻略タイミングが合う事も稀なため、孤独な試練となった。
試練で相対するのはドッペル・ゲンガー。とはいえRPG終盤で良くある己に打ち勝つのだ的なイベントではなく、本人が最も脅威と認識している者の姿を設備機能でギリギリ突破可能なレベルに調整した相手が立ちはだかる。
判明している中ではサージェスは前世の自分を強引に突破。綱はシステムエラーでメタモルフォーゼできなかったドッペル爺さんと一騎打ち。ユキはアーシェリアと対峙し苦戦を強いられる。
ネタ的展開を除いて苦戦必至なこの試練で、他に詳細が描写されているのはフィロスのVS綱。極悪な性能とヤバい見た目になったドッペル・ツナは、フィロスが綱をどう見ているかの表れか。
他に判明しているのは摩耶のVSサージェス戦。あっさり突破してきたようだが、憂さ晴らしでブーストがかかっていたのかもしれない。
崩壊都市の水路
迷宮都市の個別ダンジョンの一つ。ツナたちが本編外でフィロスたちと挑戦していた。
トラップなしという特徴があり、斥候をはじめとするサポート職がいなくても問題なく攻略可能。
最深部のボスはデュラハンだが、普通のデュラハンでテラワロスとは関係ない。
月の大空洞
現在、エルシィが攻略を担当していると思われる月内部のダンジョン。迷宮都市管理下にない。
詳細不明だが、そもそもこの星に衛星はないのでは?
煉獄の螺旋大迷宮
現在、メイゼルが攻略を担当していると思われる別大陸のダンジョン。迷宮都市管理下にない。









